作業手順の確立
2次試験まで、あと2か月半。
追い込んでいく時期です。
ただ、
『中小企業診断士2次試験②』で触れた
思考プロセスの訓練には時間がかかります。
初学者向けの鉄板対処として
下記が良いです。
①事例Ⅳは徹底的な計算の反復
②各事例の作業手順の確立
①事例Ⅳは徹底的な計算の反復
事例Ⅳは計算主体なので、
思考プロセスの精度は、
そんなに実力差に影響せず、
比較的早く対応の型ができます。
特に私は苦手な方だったので、
前半の思考系の設問を確実に対処し、
正しい計算を1問でも
積み上げる事に徹しました。
狙いは、40点を下回らないこと。
②各事例の作業手順の確立
受験回数が増えるにつれ、
思考系の設問に対処する為の
作業手順が増えるので、
80分で足りなくなってきます。
例えば、色ペンが増えるとか。
なので、時間内に終える為には
各作業の時間の目安を設けて、
・早く作業する
・作業を減らす
を行う必要があります。
私の作業手順は、下記でした。
①設問を読む 5分
②与件文と設問との関連付け15分
③設問の回答を考える 10分
④設問の回答を書く 5分
⑤③④の反復 設問数×15分
ちなみに色ペンはやめて、
設問番号振るようにしました。
最初の頃は、
何色も使って色分けしましたが、
持ち物もシンプルな方が
心の負担が楽になりました。
思考力は、トレーニングすれば、
どんどん慣れて速くなるので、
時間的余裕も出てきます。
時間配分の中で、
時間がかかりすぎる部分を
いかに効率的に処理するかを
何度も事例演習を繰り返して
地道に修正していくのです。
ただ、
初学者は経験期間も短いので、
見切りも必要です。
「明らかに使うべき根拠を外さない」
という対処が肝心。

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