③決めた後は変えない
中小企業診断士2次試験対策「字数制限」
の続きです。
回答を書き出した後に
気付いてしまうことがあります。
ここで書き直してしまうと、
かなり時間を取られます。
そして、また書いている途中で、
また気付いて、悩みのループに…
そんな時には取り敢えず書いて、
他の設問を終えて取り組む。
「途中で気づく」という想定の元に
予め対応を準備しておきます。
意外と直感的に最初に考えた案が、
模試回答や模範回答に近いことも。
なので、
「決めた後は変えない」つもりで
書く前に書く事を決めます。
そして、変えたくなったら、
「他の設問を終えてから」と決め、
慌てずに対応する準備が肝心です。
④ひらがなは使わない
同じ意味でも
「ひらがな」は文字数が増えるので、
「漢字」にする事で短縮できます。
具体的には、「熟語化」がお薦め。
「熟語」は名詞でも使えるので、
体言止めなど表現も工夫しやすいです。
仕事でもプレゼン資料で、
長い「キーメッセージ」をよく見ます。
プレゼン資料は、
文字が多ければ多いほど解らない。
枝葉の区別がつきにくいし、
聞き手も文字を読みながら、
ポイントを聞くのはさらに難しい。
一方、ひらがなが少なく短い文章は
簡潔にすっと頭に入ってきます。
ちなみに、Yahooニュースの見出しは、
13文字以内が目安だそうです。
この表現方法を考える訓練のおかげで
プレゼンテーション資料の作成も
上手くなったと感じています。
自分の回答の「ひらがな」を
漢字にできないか考えてみましょう。
⑤句読点は使わない
句読点が多い文章も読みづらいです。
とにかく、
句読点自体に意味がないので、
最低限に減らして
回答要素となる熟語を入れたい。
一つの文章にまとめると良いです。
例えば、
「。しかし、」だと5文字ですが、
「〜が、〜」なら2文字で済みます。
「理由は、〜だからです。」で10文字ですが、
体言止めで「理由は〜。」とすれば3文字。
句読点を使わない表現方法を考え、
色々ストックしておけば、
回答要素を盛り込みやすいです。
次回は、「⑥網羅する言葉に変える」から
