字数制限内に収める
事例を解く回数が増えるほど、
回答の根拠が増えてきます。
回答の方向性も見えてきますので、
字数制限をイメージしながら、
極力、盛り込む根拠を増やして
外してしまうリスクを避けたい。
私の場合は事例訓練の時、
次のことをやりました。
①書く前に「書く言葉」を決める
②迷った根拠は入れる
③決めた後は変えない
④ひらがなは使わない
⑤句読点は使わない
⑥網羅する言葉に変える
⑦与件、設問と同じ言葉を使う
⑧ボールペンで手書き
⑨最初から少し余らせる
⑩10文字訓練
逆にやらない訓練は、
「書きながら、考える」
「考えながら、書く」
仕事での資料作りやメールもそうかと。
書き直しには時間かかりますし、
何より、なかなかまとまらない。
考える時間と書く時間を分ける事で
資料作りがかなり早くなりました。
① 書く前に「書く言葉」を決める
設問を理解し、与件文を読んで、
回答の根拠、方向性が見えたら、
その言葉に設問番号を振っておきます。
これが最も大事な作業です。
盛り込む要素が大体決まるからです。
そして、入れる言葉を決めて、
印をつけて、並びを考えます。
そうすると、
文章に繋がらないことが起きます。
要はアイデアが要るという事です。
例えば、令和元年度 事例Iの設問1。
出題主旨には、「戦略的課題」とあります。
一方、設問は「成功しなかった最大の理由」。
設問文だけ読んでも、
「戦略的課題」は連想しにくいですね。
が、与件文1ページの最終段落には、
売上減少と費用増大という二重苦を生み出す。
とあります。
つまり、A社長がトップ就任間近に
力を入れてきた新サービスが
逆に全体の業績を悪化させてしまった。
そこで見えてくるのは、
「既存事業への影響」というアイデア。
これに気付くと、
出題主旨の「戦略的課題」まで分からなくても
関連するアイデアとして入れられそうです。
このようにアイデアを入れる感じです。
いかがでしょうか。。。
では、次回は②から。
