投資

ニュースに出る指標の見方

為替レート、日経平均株価など
いろいろな指標があります。
特にこれらはよくニュースにも出ますね。

こんな感じです。
SBI証券のアプリを愛用してます。


ちなみに、
私は株式を中長期保有し、
配当と値上がりの両方で
資産を殖やしているので、
その観点で見方を
初心者向けに紹介します。

イメージを掴めるように
かなり簡略化していますので、
多少の相違はご容赦ください…

これらの指標は、
テレビのニュースでも
よく登場しますね。

経済状況を象徴するからです。

経済的な価値は、
大きく二つに分かれます。

①お金の価値
②物やサービスの価値

それぞれを見ていきます。

①お金の価値

お金は円やドルといった通貨です。
最近は、仮想通貨も出てきました。

お金の価値は、
その国の信用と発行量で変わります。

国がお金を払えないと、
国際的な信用が無くなり、
その通貨は取引してもらえず、
価値が下がります。

また、
物、サービスの量や質、
あるいは国の信用を変えずに
お金をたくさん発行すると、
相対的にお金の価値が下がります。

日本では、日本銀行が、
国の信用とお金の量を調整し、
為替レートを安定化させます。
国の銀行=中央銀行の役割です。

為替レートは、
各国の信用とお金の量の調整結果。

ただ、
その増減による価格高低を予測し、
利益を得る為に通貨の交換が
売買(取引)として発生するので、
その影響も受けることになります。

ざっくり言うと、
国々の通貨価値の関係性なので、
国々の政治や外交、
国々の中央銀行の金融政策など
に影響を受けます。

上記に関する学問が、
「マクロ経済学」です。

その意味では仮想通貨は、
国を基にしていないので、
企業や個人がポイントに価格をつけ、
通貨的な利用や売買を可能にしたもの
と捉えることもできます。

要は、
「国以外が仮想的に発行する通貨」
ですね。

② 物やサービスの価値

物やサービスは人が作ります。
人が作るのでコストがかかります。
人は長く生きていく為にコスト以外に
利益も必要です。

企業も同じです。
1人か複数人かの違いなので。

一方で、
物やサービスが価値になる為には、
買ってくれるお客様が必要です。

その出会いの場が市場です。

お客様が市場で価値を決めます。

安く買えれば、安くなり、
安く買えなければ、高くなります。

もちろん、
安くても高くても、
買わないこともあります。

その上で、
たくさんの人が欲しいものは、
たくさん売れます。
「需要」が多いという状態です。

たくさん売れるものを作った方が
利益が得やすく見えるので、
作る人もたくさん増えます。
「供給」が多いという状態です。

この需要と供給のバランスで
価格が決まります。

一方、
このバランスの裏側では、
供給する人の競争が起きます。
これが「市場競争」です。

競争の結果、
勝ち残った企業が市場を占めます。
「独占」や「寡占」という状態です。

その結果、お客様が欲しいものを
勝ち残った企業しか供給できなくなると、
その価値に対する価格を
供給する側が決めることも起きます。

なので、個人や企業は、
物、サービスの競争優位性を高めたり、
新たな物、サービスを作り続けます。

ちなみに、上記に関する学問が、
「ミクロ経済学」です。

話を戻して、

日経平均株価は、
東証1部という株式市場で取引される
信用性の高い企業(銘柄)のうち、
選定した一部(225社)の平均株価です。

競争優位性が高かったり、
新たな物、サービスを作る会社は、
利益を多く得る可能性が高いので、
配当を得ようと株式を買う人が増えます。

そして、
株式を買う人が増えると株価が上がり、
値上がりを狙う人が買って株価が上がる。
これが増え過ぎるのが「バブル」です。

と、かなり長くなってしまったので、
今回はここまで。

次回は、

「為替レートと日経平均株価の関係」

を書きます。

為替レートと日経平均株価投資を始めて10年経って元手が10倍になったのをきっかけに、 これから堅実に投資を始めようとする人に 自分の投資哲学や経験談を参考にしてもらう記事です。 この回では、初心者向けに株式投資での「為替レートと日経平均株価の関係」を紹介します。 ...